起業するまで⑮ 模索
「あれ？自分でも出来んじゃね？」
2018年3月頃でしょうか、私は休日を利用して介護施設の作り方を検索していました。
2000年に設立された介護保険制度ですが開始当初からサービス供給量を確保する為に民間企業の参入を活用しました。ただし【個人事業主】では認められず【法人格】が必要でした。
「企業としての実績が必要なのか」
「法人の規模や種類は関係ないのか」
「個人として資格は必要なのか」
文面を読むだけでは湧き出る疑問がなかなか消化できませんでしたね(;´･ω･)
そこで思ったのが以前に勤めていたバイト先でした。「たしかフランチャイズ（FC）でやっていたよな」と・・・
［介護 コンサル 開業］等で検索をかけていきます。
するとコンサル業者が結構出てくるんですよね。甘い言葉で参入を促している広告もありました、普段なら絶対に目をむけません（笑）
「金を掘るのに一番儲かるのはスコップ屋ですからね(｀・ω・´)」
しかしその日の私は違います。全ての広告と手がけている業態・施設をすべて調べていきました。近場は見学もできないのに見に行ったほどです（笑）
散々調べましたが分かった事としては、
【1人では無理】という事です。
業界への見識が深く行動力もあり行政への対応、不動産の知識、労働法規から税制までありとあらゆる業界人にツテがあれば1人でもできますがそんな完璧超人のような人は一握りです。
⇧こんな人達（ちと古いかな…笑）
私は以前に勤めていたバイトのFC先にメールを送ることにしました。
「介護業界参入に興味があるのでお話を伺わせて頂けませんかと」と・・・
正直この段階でさえ起業する気持ちは無かったと思います。前提として「お金の問題」「経験の問題」「起業の問題」と9割以上は難しいだろうな、という考えがあったからです。
ですが知的欲求や後学の為に「この際だから色々と聞いてしまおう」、そんな気持ちがあったんだと思います。
翌日に面談の案内メールが届きました。
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