介護施設始めました!

介護施設を運営しています。スタートアップからの出来事を残していきます。

起業前夜⑪ 譲渡

2018年9月、金融公庫からの融資が決まった私は施設の譲渡準備と人集めを始めました(`・ω・´)

施設の譲渡準備として
転貸してもらえるFC先へ敷金・礼金を〇ヵ月分やFCへの加盟金、施設の譲渡金などが10万100万単位で次々と飛んでいきます(; ・`д・´)

「えげつないな・・」
そんなお金の使い方をしたこともないので震えが止まりません(笑)

地域密着型デイサービスを開設する際に人員の設置基準というものがあります。

そこで必要となってくるのが
管理者生活相談員機能訓練指導員です。

管理者
施設全体のマネジメント、資格無でも可、常勤で1名

生活相談員
ケアマネ、ご家族との連携・調整、資格必須(自治体による)非常勤可
管理者との兼務可

機能訓練指導員
週1~勤務、ADLの維持・向上の指導 資格必須 非常勤可

この3人は必ず押さえないと開業が出来ません。

基本線として
施設の譲渡と同時に従業員も退職意向が無ければ引き継ぐといった形をとる事になります。
その際の条件として
賃金の据え置き・有休の引継ぎ・労働条件の引継ぎがあり、譲渡される施設には3人の正職員がいました。

Aさんー管理者(無資格)

Bさんー生活相談員(有資格)

Cさんー生活相談員(有資格)

出来れば3人全て譲渡後も雇用をしたかったのですが
施設の経費を見れば人件費が著しく経営を圧迫しているのは明白でした。

開業後は私自身も現場に入りますのでFCには正職員は2人までしか雇えない旨を伝えていました。(引き受けない方は近所のFC先に仕事を斡旋するようになります)

管理者生活相談員2名には私の会社に移動をしていただき、引き続きこの施設に勤めてもらえるようお願いする事になります。

ただ・・
この管理者の方が介護への想いが強く中々厄介な人で・・
この管理者の経営実態を無視した仕事がこの施設の赤字へ繋がっているんだなと気が付くまでに大した時間を要しませんでした(; ・`д・´)


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