起業するまで③ 酒井・介護に立つ!
2017年4月、アルバイトとして介護施設に就業することになります。
職場は電車で20分程の場所でした。
揺れる車内で新社会人や新入生、ピカピカのスーツや制服に身を包みながら希望をもって通勤通学する子達を観察しながら「今だけだぞ」と、性格の悪いことを考えながらも自分自身、これから経験する介護業界に対して期待や緊張を持ちながら通勤していました(笑)
私が就業する介護施設というのは【地域密着型通所介護施設】といって定員が1日10名まで来苑される施設でした。
現場の管理者にご挨拶をしてどういう方が来苑するのかの説明を受けました。
「介護サービスは本人が希望すれば利用できるものではない」
ここからのスタートです。現在、介護サービスは大まかに言うと・・
【通所施設・入所施設・在宅訪問・福祉用具・介護予防】があります。このサービスを利用するには要介護認定を受けなくてはなりません。
要介護認定を受けるには役所の高齢障害支援課に要介護認定の申請をします。地元の地域包括支援センターで代行も出来ますので介護に悩みを持つ手前で相談をして準備をしていた方が自分に近い世代の方は安心ができるかと思います。
認定されると下記の7段階で区分されることになります。
地域により多少の差が出ますがこれに10円をかけたものが本人が月に使える上限になります(本人負担が1~3割負担の範囲、ほとんどの人が1割です)
私が勤める施設は要介護1~5の方が対象です。1日の利用料金も載せておきます。
こちらに10円ほどかけて食事代を足した金額が事業所の売りげになります。(食事代は全額負担です。500円程度が一般的)
スタッフはご利用者様10名に対しスタッフ4人と手厚い介護ができるよう意識されていました。
同じパートの方も30代~70代と主婦から副業と様々な方がいました、職場環境も溶け込みやすくありがたかったです。
来苑されるご利用者様の情報を教わりながら一人一人に自己紹介をしていきます。
「もの凄く新鮮だな」
率直に思いました。
今まで時間や数字に追われる仕事をしていた為、歯がゆくもあり嬉しくもありと自然に笑顔がこぼれていました(笑)
しかし!
これからが介護の第一歩、まだスタートラインにすら立ってはいません。
排泄や入浴、食事の介助から様々な経験していく事になります。
2017年4月、介護への第一歩を踏み出しました。
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